アニメ化も予定されている人気の漫画『薬屋のひとりごと』ですが
漫画が2種類あることはご存知でしょうか?
『薬屋のひとりごと』の広告などを見て、漫画を読もうと思ったけど
2種類ある!となり、なんで2種類もある?となった人も多いと思います。
そこで今回は『薬屋のひとりごと』の2種類の漫画の違いや
どちらがおすすめの漫画か、
アニメ化はどちらの作画なのかを紹介したいと思います!
『薬屋のひとりごと』とは
『薬屋のひとりごと』のあらすじ
『薬屋のひとりごと』は中国のある時代を舞台にした物語です。
花街の薬屋で生活をしていた主人公の猫猫(マオマオ)は、
ある日、人さらいによって後宮に下女として売られてしまいます。
そんな猫猫が働くことになった後宮で、謎の事件が起こり
薬師として頭がキレる猫猫が、次々に謎を解いていく物語です。
『薬屋のひとりごと』の概要
原作は小説投稿サイト「小説家になろう」の小説で、著者は日向 夏(ひゅうが なつ)先生です。
小説は主婦の友社で「後宮編」が1冊出版され、その後はライトノベルレーベル「ヒーロー文庫」で継続して小説が発売されています。
『薬屋のひとりごと』のコミカライズは2種類ある
『薬屋のひとりごと』の原作は小説ですが、2種類の漫画があります。
その2種類の漫画にはどのような違いがあるのでしょうか。
ビックガンガン版(作画:ねこクラゲ)
名称 | 薬屋のひとりごと |
原作 | 日向夏 |
キャラクター原案 | しのとうこ |
作画 | ねこクラゲ |
発売日 | 2017年5月25日~ |
出版社 | スクウェア・エニックス |
記載誌 | 月刊ビッグガンガン |
「次にくるマンガ大賞2019」でコミックス部門1位を受賞したのが、
ビックガンガン版(作画:ねこクラゲ)の『薬屋のひとりごと』です。
こちらはスクウェア・エニックスから出版されており、
広告でもよく見る漫画です。
サンデーGX版(作画:倉田三ノ路)
名称 | 薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜 |
原作 | 日向夏 |
キャラクター原案 | しのとうこ |
作画 | 倉田三ノ路 |
発売日 | 2017年5月25日~ |
出版社 | 小学館 |
記載誌 | サンデーGXコミックス |
漫画のもう一方が、サンデーGX版(作画:倉田三ノ路)のコミックスになります。
ガンガン版とサンデーGX版では出版社や記載誌、作画担当が異なります。
なぜ2種類のコミカライズがある?
なぜ2種類のコミカライズがあるのか、具体的な理由はありませんが
いい作品を、より多くの人に広めたい
という思いがあったのではないかと言われています。
他にも、
2種類の漫画があることで、話題になる
作品を知る機会や、読む層が増える
作画や構成が違うことでの、違いを楽しめる
と言った理由があると言われています!
2つの『薬屋のひとりごと』の違いや魅力
実際に2つの漫画の、どのような部分が違っているのでしょうか。
YouTubeで公開されているPVも合わせてご紹介します!
ビックガンガン版(作画:ねこクラゲ)
ビックガンガン版(作画:ねこクラゲ)の方は下記の特徴があります。
- 色鮮やかなねこクラゲ先生のイラスト
- キャラクターの個性が豊かに表現されている
- キャラクターがデフォルメされていてかわいい
- 猫猫がより少女らしい
女性キャラクターはかわいく、
男性キャラクターはよりかっこよく描かれているのが
ビックガンガン版の方です。
原作の小説のセリフにも忠実で、
ゆっくりじっくりと話が進みます。
サンデーGX版(作画:倉田三ノ路)
一方、サンデーGX版(作画:倉田三ノ路)の漫画は下記が特徴となっています。
- リアル寄りの倉田三ノ路先生のイラスト
- キャラクターの心情の描写が事細かに描かれる
- 話のスピードが早く、サクサク読める
- 猫猫がより人間味を帯びている
キャラクターがリアル寄りに描かれていて、
話のスピードが早いのがサンデーGX版の特徴です。
ビックガンガン版とサンデーGX版は作画は違いますが、
キャラクター原案は、小説の挿絵なども担当しているしのとうこ先生で、同じです。
倉田三ノ路先生のイラストの方が、絵柄がしのとうこ先生に似ています。
おすすめはどっち?
作画の先生の違いや、キャラクターの絵柄の違い、
ストーリー進行のスピードが違いましたが、
どっちの方がおすすめ??となる方も多いと思います。
結論は
キャラクターがかわいく、恋愛要素も楽しみたい → ビックガンガン版(作画:ねこクラゲ)
リアル寄りの絵で、サクサクと読みたい → サンデーGX版(作画:倉田三ノ路)
という風になるのかと思います!
個人的には絵が可愛いビックガンガン版が大好きです!
『薬屋のひとりごと』アニメはどっち?
2023年10月21日(土)より日本テレビ系でテレビアニメが放送されます!!
待ちに待ったアニメですね!!!
個人的にとっても好きで何回も読み返してる漫画なので
アニメ化めっちゃ嬉しいです・・・!!!!!!!
アニメはどちらの漫画になるのかな?となりますが、
アニメは映像を見るからにビックガンガン版(作画:ねこクラゲ)の方かと思われます。
猫猫も可愛く描かれており、
PVでは広告でもたくさん目にした
「これ、毒です」のシーンが描かれていました!
毒なのに美味しそうに食べる姿や
急に不敵な笑みで、毒だという猫猫の言葉が印象的なシーンで、
嘘だと思ったお偉方が、毒のスープを食べてしまったことが作中でありました。
印象的なシーンで、アニメで見れるのがとても楽しみです!
まとめ『薬屋のひとりごと』の漫画は2種類あり、それぞれ違いがある
『薬屋のひとりごと』の漫画は2種類あり、
片方が、ビックガンガン版(作画:ねこクラゲ)の『薬屋のひとりごと』
もう片方が、サンデーGX版(作画:倉田三ノ路)の『薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜』
となっています。
2つの違いはキャラクターの絵柄とストーリーの進行度で
よりデフォルメでかわいく描かれているのがビックガンガン版、
リアル寄りの絵柄で、サクサクとストーリーが進むのがサンデーGX版
です。
2つとも原作には忠実ですが、より心理描写が細かくなっていたり、
恋愛要素が大きく描かれていたりと
違いを楽しめる作品となっております。
記事を読んで、気になった人は
ぜひ両方とも読んでみてください!(*^^*)
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