『宝石の国』の主人公であるフォスフォフィライトはよく名前を間違えられます。
読者側でも、あまり知られていない宝石なので、
慣れるまではなかなか読みづらい宝石です。
そんなフォスフォフィライトの名前の言い間違いシーンを集めました！
また、フォスが言い間違えたシーンも1つご紹介します！
『宝石の国』とは
『宝石の国』の概要
『宝石の国』は市川 春子（いちかわ はるこ）先生によるファンタジー漫画です。
『月刊アフタヌーン』（講談社）で連載している作品で、2012年12月号より連載が始まりました。
2023年現在では12巻の単行本が発売されており、年に1回くらいのペースで発売されています。
「このマンガがすごい! 2014年」オトコ編第10位を受賞し、
2017年にはテレビアニメも放送されました。
『宝石の国』のあらすじ
『宝石の国』は淡い薄荷色の宝石であるフォスフォフィライトが主人公の物語です。
「古代」と言われるときに「にんげん」が存在し、「にんげん」が滅亡した世界が舞台となっています。
フォスフォフィライトたち28人の宝石は、指導者である金剛先生を守り、
月から襲撃してくる月人と戦いながら、長い時間を生活をしています。
フォスフォフィライトとは
『宝石の国』の主人公・フォスフォフィライトは、
作中で300歳を迎える、宝石達の中で一番歳下で、硬度３半というとても脆い性質をしている宝石です。
脆い上に不器用なため、仕事が役割ができず、それに不満を持って過ごしています。
特別で強い宝石たちに憧れたフォスフォフィライトは、
作中で足や腕、頭までも無くし
いろいろな物を取り込んで強くなっていきます。
フォスフォフィライトの名前言い間違い集
『宝石の国』では難しい宝石の名前がたくさん出てきます。
初めは慣れずに、名前が全然覚えられませんでした！
その中でも主人公のフォスは、群を抜いて難しい名前をしていますね！
宝石たちはお互いの名前をすらすらと言ってちゃんと見分けもついています。
言い間違えないのすごいよね・・・
そんな中、作中でフォスの名前の言い間違えたシーンが3つありますので
紹介したいと思います。
ウァリエガツスの言い間違い
出典：『宝石の国』コミックス7巻より
フォスフォフィライトの事を「ポスポピペロペロ様！」と言ったのがアドミラビリス族のウァリエガツスです。
ウァリエガツスはかつてフォスフォフィライトが助けた
アドミラビリス族のウェントリコスス王から五代のちの子孫です。
ウァリエガツスは王の中でも飛び抜けて貧弱で頼りないと言われ、
恐ろしいと言われている丘に行くことで皆に認められたいと思っていました。
丘に来てフォスの無くした髪を1本渡してくれましたが、そのあとに新モルガと新ゴーシェに捕まってしまいます。
フォスフォフィライトはかつてウェントリコスス王に取り込まれたことで、アドミラビリス族と話すことができます。
アドミラビリス族と話ができる宝石として、アドミラビリス族の中でフォスフォフィライトの名前は伝わっていましたが、
難しい名前と何代もの伝言ゲームで、「ポスポピペロペロ様！」となってしまいます。
フォスフォフィライトの足はアドミラビリス族の貝殻なので、匂いでわかるらしいのですが
ウァリエガツスは「昨日の海でにおったのはこれ！この足！くさい！くさいです！」と言っていました。
さらに「伝説ではもっと頭が悪くてノリの軽いぼーっとした宝石」として伝わっているとのことです。
フォス自身はウェントリコスス王のことを覚えてはいませんが、
ウァリエガツスの話を冷静に分析して「すんげえ悪口」と言っています。
このウァリエガツスの勢いと、フォスの冷静さのギャップが面白いシーンで
私自身すごく好きなシーンです！
ウァリエガツスの本当の姿もこの後に見ることができるので、
ぜひ7巻を読んでみてください！
セミの言い間違い
出典：『宝石の国』コミックス8巻より
フォスフォフィライトが月にやってきたときに
お世話をしてくれたのが月人のセミです。
セミは
「フォフィフ・・・ふぉ・・・ふぃ・・・ふ・・・・あれ？
フォシホジ・・・ん？ポジポジファイトさま！」
と、大胆な言い間違いをしています。
フォスの名前を頑張って言ったことで伝言の名前を忘れ、メモを確認しています。
そんなセミにフォスは「なるほど なかなかの逸材だな」と冷静に突っ込んでいます。
また、その後にも「ホスさま」と呼びかけたり、
なかなかフォスの名前に慣れない様子で、
月人なのに憎めない性格をしたセミでした。
フォスが初めて月に言ったときの出来事で、
月人は今まで宝石たちを攫う敵でした。
そんな関係の中、憎めない性格のセミを見たら混乱してしまいます。
ギャグシーンの１つではありますが、フォスの心の中はぐちゃぐちゃになっているところです。
ウォーターメロントルマリンのあおり
出典：『宝石の国』コミックス9巻より
フォスフォフィライトが月の技術によって起きたパパラチアとイエローダイヤモンドを連れて地上へと行ったときのことです。
フォスは金剛と話がしたいと宝石たちに持ちかけますが、地上に残った宝石は
フォスを敵とみなしていました。
罠に誘い込もうとしたウォーターメロントルマリンが
「ビロビロプルプルピロピロペロペロポロポロポロピロペロポピロライト」と言いました。
フォスは罠だとわかっていてもカチンときたのか、ウォーターメロントルマリン達を追いかけてしまいます。
シリアス展開の最中での、このウォーターメロントルマリンのセリフで
思わず笑ってしまいました。
書き写すときも何度も何度も見返して笑ってしまいました。
一度、声に出して読んでみてください。
ウォーターメロンがよく噛まずに言えたなぁと思うと思います。
フォスフォフィライトが良い間違えた名前
出典：『宝石の国』コミックス6巻より
フォスフォフィライトが名前を言い間違えられたシーンを3つ紹介しましたが、
番外編として、フォスフォフィライトが名前を言い間違えたシーンを紹介します。
アンタークチサイトが月に連れ去られ、フォスと組んだゴーストクォーツも月に行ってしまいました。
ゴーストの中にいたもう一人の宝石はフォスのことを許さないと言っていましたが、
フォスがアンタークやゴーストを月に行かせてしまった責任を感じていると知り、好きに呼べばいいと言います。
とはいえ、アンタークやゴーストでもない宝石を二人と同じように呼ぶには違和感があり、
新しく「カンゴーム」という名を金剛につけてもらいました。
カンゴームがおしろいを塗って髪を整えると、アンタークに似ていたため
フォスはアンタークと言いかけて「アカンゴーム」と言います。
凛々しい表情ではっきりといい間違えて、途中で修正するもダメな方向にいってしまうこのシーンが大好きで、
いまでもこのシーンを見るたびにちょっと笑ってしまいます。
まとめ
フォスフォフィライトの名前言い間違い集を3つと、フォスがカンゴームの名前を言い間違えたシーンを紹介しました。
どれもシリアスの中でのシーンで、シリアスとギャグのギャップに思わず笑ってしまう大好きなシーンです。
宝石たちはあまり名前を間違えたりしないので、すごいなぁと思っています。
実際は髪の毛や瞳の色が個性的なので、間違えないのかなと考えています。
そもそも２８人しかいないしね・・・
よかったらフォスの名前を言い間違えるシーンや、アカンゴームのシーンを
マンガでさがしてみてください！
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